
【Terrace_archive】XR Magic Orchestra from DIG SHIBUYA


2026年2月13日から15日にかけて、テラスにて**DIG SHIBUYA**によるプログラムの一つ「XR Magic Orchestra」が開催された。
本イベントは、渋谷エリアで展開されるアート×テクノロジー(ART×TECH)企画の一環として実施されたXR音楽イベントである。
XRとは、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)、MR(複合現実)といった先端技術を包括する概念であり、現実世界と仮想世界を融合させることで新たな体験価値を創出する技術の総称だ。近年、エンターテインメントやアート展示、ライブパフォーマンス分野でも活用が広がっている。
本公演では、AFRA、DJ FUMMY、久保暖(1e1)、北村蕗の4名によるパフォーマンスをXR空間上に再構築。来場者は専用ゴーグルを装着し、演奏視点を自由に移動しながら体験することができる、これまでにない没入型音楽体験となっていた。



実際のテラス空間にアーティストの姿はない。
しかし、専用XRゴーグルを通した瞬間、目の前にはリアルスケールのアーティストが立ち上がる。視界の中で演奏が始まり、音と映像がシンクロする。
通常のライブイベントでは立つことのできないステージ上や、アーティストのすぐ隣というポジションに“移動”できる点も、本XRライブの大きな特徴である。まるで同じ空間で共演しているかのような距離感を体感できる。
渋谷の中心で、現実空間と仮想空間が重なり合う。
本イベントは、まさに「アート×テクノロジー」「XRライブ」「没入型エンターテインメント」といったキーワードを体現する実験的な音楽パフォーマンスだった。


会場では、来場したお子様から大人まで、多くの方がXR体験を楽しんでいた。
初めてXRに触れる参加者も多く、「本当に目の前にいるみたい」「ライブとはまた違う臨場感」といった声が聞かれたのも印象的だった。
年齢や音楽ジャンルを越えて体験を共有できる点は、XRというテクノロジーが持つ可能性の広がりを感じさせる瞬間でもあった。
