SLOTH

【EVENT】THE TRICKSTER~甦るギャラリー~ |2025.07

【EVENT】THE TRICKSTER~甦るギャラリー~ |2025.07

2025.05.29News
渋谷・神南に“余韻”を宿す、新たな身体表現の試み──
渋谷・神南エリアのコワーキングサロン「SLOTH JINNAN」にて、ダンスパフォーマンス団体「棘と余韻。」による旗揚げ公演『THE TRICKSTER~甦るギャラリー~』が2025年7月に開催されます。
本公演はSLOTHにとって初のパフォーミングアーツ公演であり、ギャラリー空間を“舞台”として再定義する実験的な試みです。「棘と余韻。」はダンスを通じて観客の記憶や感情に静かに触れ、“心に残る余韻”を届けることを理念に掲げています。
一方、SLOTHはコワーキングを起点にカルチャーと交差する場の創出を目指しており、本公演はその可能性を広げる重要な機会となります。
【団体紹介】棘と余韻。
ダンスを通じて社会に新たな価値を―
「棘と余韻。」が生み出す、心に残る表現のかたち。
ダンスパフォーマンスを軸に社会との新たな接点を創出する団体「棘と余韻。」が本格的な活動をスタートしました。
「花の棘に触れると、痛みとともに鋭い刺激や衝撃が走り、それはやがてじんわりと余韻を残す。私たちの表現もまた、皆様の心に静かに響き渡るものでありたい。」
この言葉に込められた想いの通り、「棘と余韻。」は観る者の心に深く、そして長く残る表現を目指しています。
舞台公演をはじめ、多様なジャンルの表現者たちとのコラボレーション、地域コミュニティとの連携、障がいのある方々との共創など、多角的なアプローチで創作活動を展開。表現の可能性を広げつつ、観る人の感性に刺激を与え、心に静かな余韻を残すことを追求しています。
【作品紹介】『THE TRICKSTER~甦るギャラリー~』
アートキュレーター・早瀬翼は、キャリア20周年を記念した美術展の開催を機に、世界各地を巡る旅に出た。
アリゾナのネイティブアメリカンの集落で出会った一枚の絵__コヨーテが描かれたその作品には、「灯火に触れると姿を現す」という不思議な言い伝えが残されていた。
幻想と現実が交錯するその絵をめぐる物語が、やがて観る者の記憶と感情を揺り動かしていく。
早瀬の情熱が紡いだ、美術と身体表現の交差点が、いま静かに幕を開ける。

本作では、物語の鍵を握るコヨーテの絵画を、アーティスト・はなりーまん氏が本作のために描き下ろし。空間に象徴的な存在感を放ちながら、物語の深層を静かに指し示します。
ダンサーたちの身体が絵と響き合い、光と音が繊細に絡まりながら、舞台上に新たな詩情を立ち上げていきます。
視覚芸術とダンスが“互いを照らし合う”ように交錯することで、時間と空間を行き来するような体験が生まれ、観る人の感性にそっと余韻を残します。
共に創る舞台へ──クラウドファンディングにも挑戦中
今回の旗揚げ公演では、活動の趣旨や作品への想いに共感いただける方々と共に舞台をつくりあげていくことを目指し、クラウドファンディングにも挑戦しています。「観る人と、創る人をつなぐ場」として、公演そのものがひとつの“共同体験”となることを願って進めています。ご支援いただいた方には、講演関連グッズや、「貴方のために踊ります!」といったユニークなリターンも多数ご用意しております。
クラウドファンディングページはこちら
【SLOTH × ダンスパフォーマンス】──なぜ今、この場所で
「棘と余韻。」が旗揚げ公演の舞台にSLOTHを選んだ理由。
・ “新しい渋谷カルチャー”という理念への共鳴 神南エリアで「働く・集う・創造する」を融合させてきたSLOTHの姿勢は、「棘と余韻。」が目指す“身体を通じた文化の創出”と強く呼応しています。
・地域と連携した文化発信の拠点としての機能 「JINNAN MARKET」や「DIG SHIBUYA」など、SLOTHは地域に根ざしたカルチャー活動の場として注目されています。
・団体としても“街と連動するアート”を模索しており、今回の公演はその第一歩となります。“余韻”が響く神南という立地 渋谷駅から少し離れた落ち着いた環境は、作品の余韻を観客がじっくり味わうのに最適な場所。公演後に街の時間と余韻が溶け合うような体験を目指しています。
【公演概要】
タイトル:『THE TRICKSTER~甦るギャラリー~』
団体名:棘と余韻。
会場:SLOTH JINNAN GALLERY(東京都渋谷区神南1-14-7 ワイズ神南ビル2F)
日程:7月5日(土)/6日(日)/12日(土)/13日(日) 全10回公演
チケット:特別体験チケット 6,000円(各回3席) 一般チケット 4,000円https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02zjjkx32ce41.html
【メディア・取材のお問い合わせ】
稽古場の見学、インタビュー、撮影等をご希望のメディア関係者の方は、以下までご連絡ください。togetoyoin.inquiry@gmail.com